院長の小道が「大阪大学歯学部同窓会 若手支援・復帰支援 臨床セミナー」に参加してきました！
〈院長コメント〉
土曜日・日曜日で「大阪大学歯学部同窓会 若手支援・復帰支援 臨床セミナー」に参加してきました。先月は私が講義・実習の担当でしたが、今月は他の先生の担当回だったので気軽に参加させていただきました。
土曜日は、松田先生（ハイライフ大阪梅田歯科医院 院長）の「パーシャルデンチャーの基本的な設計方法と前処置のポイント」の講義と実習がありました。講義では、デンチャーを成功させるための基本的なポイントから始まり、”パーシャルデンチャーの設計の基本” と “適切な前処置の重要性” についてお話されました。デンチャーについては、大学のときの講義や実習、後は自分が実際に働き始めてから教科書を読んだり先輩に聞いたりして勉強していましたが、補綴学会の専門医に加えて指導医まで持っている先生の考え方や見るべきポイントを聞くことができ、有意義な時間となりました。実習に関しても、松田先生が受講生に対して解説している内容を横で聞かせていただきました。
日曜日は大谷先生（DENTAL OFFICE OTANI（大阪市北区）開院）による「トラブルを未然に防ぐ支台歯形成」の講義と実習がありました。講義では、”支台歯形成のコンセプト” 、 ”CAD / CAM 冠形成時の注意点” 、 ”形成手順”についてのお話がありました。大谷先生はワシントン大学に留学され、アメリカの補綴専門医, Master of Science を取得されており、アメリカでの実臨床の経験や小話を交えながらの情報満載の講義でした。実習では模型を用いて支台歯形成を行いました。受講生の皆様、午前中の講義をしっかり活かして支台歯形成をされていたように思います。
最後は米田先生（りょうき歯科クリニック 勤務）による「歯周治療のエビデンスと可能性」についての講義と実習がありました。講義では “歯周病の診査診断” 、 ”歯周治療のエビデンス” 、 ”歯周病と全身疾患” についてのお話があり、診査診断はどの分野でも重要だということを認識しました。午後の実習では “シャープニングのデモ、実習” 、 ”SRPのデモ、実習” がありました。
先月と合わせて、4日間に渡った「大阪大学歯学部同窓会 若手支援・復帰支援 臨床セミナー」が終了しました。私自身、講義と実習をさせていただき、また他の先生のお話を聞くこともできて非常に実りある時間となりました。自身の担当セッションについては反省点もあるので、来年のセミナーでしっかり修正したいと思います。ご参加いただいた先生方、大阪大学同窓会の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
