皆様、歯ブラシはどのようなものをお使いですか❔
毛先(長さ・硬さ・密度)の種類やヘッドの大きさ、グリップ (持ち手)の違いなど、様々な種類があります。その違いには意味があり、みなさんお一人おひとりのお口にあったものを選ぶことが重要になってきます😮
お口の状態に合った歯ブラシを選ぶことで、効率良く歯を磨くことができ、合っていないものを選ぶことで磨き残しが出てトラブルを引き起こしてしまうことになります💦
そこで、今回は当院の歯科衛生士がオススメの歯ブラシを3つご紹介いたします。
1.今話題のスイス発人気歯ブラシ!「CURAPROX」クラプロックス✨
・「植毛数5460本」
歯ブラシの毛先は直径0.1㎜~0.15㎜の超極細毛です。毛の先端はラウンド(丸くする)加工が施されています。さらに、植毛本数は一般的な歯ブラシの最大10倍にもなります。この超極細毛と圧倒的な植毛本数により、歯茎を傷めることなく毛先隅々まで深く入り込みブラッシングすることができます🌼
・「八角形のグリップ」
八角形のグリップは、ハミガキに最適な角度を自然と維持することが可能です👌
・「自社開発ポリエステル“Curen”繊維」
柔らかいながらも弾力があり、撥水もよく長持ちで経済的です。一般的な歯ブラシは1ヵ月が交換の目安と言われていますが、クラプロックスは自社開発ポリエステルのCuren®繊維(クーレンファイバー)を使用しているので、約3カ月使用していただけます😲
・カラフルなデザイン
グリップ部分だけでなく、植毛部もカラフルになっており、様々な色の組み合わせが楽しめます🌈
こんな方にオススメ❕
・歯の際にプラークが残りやすい方
・歯肉が敏感な歯肉炎・歯周炎の方
・マッサージ効果も欲しい方
・力が入りすぎてしまう方
・矯正装置に引っ掛かりにくいので矯正中の方
・頻繫に歯ブラシを交換するのが手間な方
−スタッフの使用感−
見た目がかわいいので楽しく歯磨きできる❕
毛が柔らかいので磨き心地がやさしい❕
2.コンパクトで磨きやすい「ルシェロピセラ」💯
・「コンパクト」な形状
毛束がコンパクトなので、お口の小さなお子様や女性の方でも使いやすいと好評です。また、小さな手でも握りやすく手にフィットしやすい形状です。緩やかなカーブネックにより奥歯にもしっかり届きます🦷
・タフトブラシ「一体型」
先端極細毛の平ブラシとタフトブラシ(部分磨き用の小さな歯ブラシ)が一体型になっているので、歯の形に合わせて細かく動かすことで、毛先が歯と歯の間にフィットして隙間の汚れを落とすことができます。高さのある先端集中毛で奥歯のさらに奥や生えかけの歯もしっかり磨けます👏
・「段差植毛」
先端から3行目以降の毛は、長い毛と短い毛を混合させた段差植毛を使用しています。顎やお口の小さな方に合わせて毛の高さを低く設計し、段差を2mmにすることでソフトな磨きごこちが実現されています💭
・「4列植毛」
4列植毛により、ブラシが安定して歯に当たります。お子様の生えかけの歯を磨く際にもオススメです。安定したブラッシングが行えるため、磨き残しが少なく、プラーク除去に効果的です🎈
こんな方にオススメ❕
・10代の方(生えかけの永久歯は磨きにくいため)
・成人女性の方(成人女性の顎や手は成人男性に比べて小さいので、大人用の歯ブラシではサイズが大きいため)
・健康な歯肉~歯周炎の方
-スタッフの使用感-
・とにかくコンパクトで握りやすい❕
・先端が尖っているのでタフトブラシの代わりになるのが嬉しい❕
3.超薄型ヘッド「DENT.MAXIMA」マキシマMS🎉
・薄さ2.6㎜「超薄型コンパクトヘッド」
ヘッドが薄いので狭い部位での動かしやすく設計されています⭐
・奥まで楽に届く「ロング&スリムネック」
ロングネックでお口の中に入る部分の体積を極力減らしたため、操作性が高く磨きやすくなっています。無理なく楽に奥まで毛先が届きます🙆♂️
・「弾力ラバーグリップ」
フィット感があり、滑りにくく持ちやすいので操作性抜群です⭕
こんな方にオススメ❕
・炎症のあまり強くない方
・親知らずがある方
・歯が小さい方
・歯並びのでこぼこが大きい方
-スタッフの使用感-
奥までしっかり届く❕
柄が細くて持ちやすい❕
いかがでしたか?歯ブラシにもたくさんの種類があります。
当院では他にも様々な歯ブラシを取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。ご自身のお口にピッタリな歯ブラシを見つけるお手伝いをさせていただきます👩⚕️
また、具体的なブラッシング方法は、定期検診などの歯磨き指導でお伝えいたします。
口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士が、お口の形や状態に合わせて、ブラッシング方法をご提案いたします🙌
最適な歯ブラシでお口の中をきれいに磨き、毎日のセルフケアをより良い時間にしていきましょう🤍
-歯科豆知識-
・年齢別ブラッシングについて
むし歯と歯周病(歯肉炎・歯周炎)の主な原因はプラーク(歯垢)です。プラークを除去するには毎日のブラッシングが必要不可欠となってきます😤
適切なブラッシングを心がけ、むし歯と歯周病を予防していきましょう。年齢によって、ブラッシングの目的や歯ブラシの種類も変わってくるのでご紹介させていただきます🐾
・年齢別ブラッシングの目的
0歳~15歳:むし歯の予防
16歳~30歳:歯と歯茎の健康維持(むし歯と歯肉炎予防)
30歳以上:歯周病の予防
・年齢別歯ブラシの種類
👶乳幼児用歯ブラシ:~6歳
赤ちゃんが自分で持って磨くタイプと、保護者様が仕上げ磨きを行うタイプの2種類があります。一般的な歯ブラシよりもヘッドが柔らかく、握りやすい形状のグリップが特徴的です。また、ヘッドが奥まで届かないように、のど突き防止プレートやガードが付いた商品もあります🙋♀️
赤ちゃん用歯ブラシは、乳歯が生え始めたタイミングで使い始めるのがおすすめです。いきなり磨くと赤ちゃんがびっくりしてしまい、歯磨きが嫌いになってしまう可能性があります💦焦らず、まずは歯ブラシの感触に慣れることからはじめてみましょう。また、赤ちゃんにはガーゼ磨きもおススメです🎶
【ガーゼ磨きの方法】
①赤ちゃんを大人の膝に寝かせる
まずは赤ちゃんが歯みがきの姿勢に慣れることを目標にしていきましょう。この姿勢はお口の中がよく見えるので、歯の汚れが取りやすく頭もふらつかないので安全・安心です🤩向かい合わせの姿勢は、お口の中も見えにくく頭がふらついてしまうのであまりおススメできません。手遊びなどをしながら、楽しいハミガキの時間にしていきましょう🧸
②口周りに触れられることに慣れる
赤ちゃんと手遊びをしながら、お口周りをチョンチョンと触り、触られることに慣れさせていきます💪
③ぬるま湯や水で湿らせたガーゼを指に巻く
④歯をなぞるように磨く
力任せに磨いてしまうと赤ちゃんが嫌がる原因になってしまいますので、軽い力で磨くよう心がけましょう。しかし、力が弱すぎても汚れがしっかり取れないので、毛先が歯と歯の間に入るくらいの軽い力で、歯の付け根もしっかりと磨くようにしましょう🧑また、時間がかかりすぎてしまうと、赤ちゃんが嫌がってしまう場合があるので手早く磨くのがコツです🎏
👧学童期用歯ブラシ:6~12歳
学童期は、乳歯から永久歯への生え変わりを迎える大切な時期です。6歳頃から段々と永久歯に生えかわりはじめ、12歳頃までに28本の永久歯が生えそろいます📐
この生え変わりの時期は、歯並びがでこぼこと複雑な形状となっています。特に歯みがきが難しい時期となりますので、歯ブラシのあて方など工夫が必要となります🖐乳歯の奥から生えてくる6歳臼歯(永久歯の中でも、特に虫歯になりやすい歯です)が生えかけのうちは歯ブラシを口の横から入れて磨いてみましょう🤹♀️
👨思春期~成人期用歯ブラシ:13歳~成人
お口の大きさやブラッシング方法に合わせて、小さめのものから大きめのものまでサイズが様々です。また、歯肉の健康状態などに合わせて、毛のかたさや毛先の形状なども異なります。グリップの形もストレートタイプから、持ちやすくデザインされたものまで様々です。18歳以上は顎の成長もほぼ完了して、むし歯予防はもちろん、歯周病予防も必要になってきます😤
歯科豆知識、いかがでしたか❔歯科のことを楽しく身近に感じていただけたら幸いです🔆