みなさんは、フッ素がどんなものかご存知ですか?🤔
「聞いたことはあるけど、どんなものなのかは分からない」
「歯磨き粉に含まれているのは知っているけどよく知らない」
「フッ素を塗布することによってどんな効果が得られるの?」
そんな風に思う方もいらっしゃると思います。
実は、フッ素は「虫歯のリスクを下げるための強い味方」なのです🦷✨
今回は
・フッ素とは?
・フッ素の役割について「歯の再石灰化」
・フッ素の上手な取り入れ方!フッ素塗布について
について順番に書いています。
虫歯予防をしたい方、フッ素の取り入れ方や塗布について知りたい方は必見です!
「フッ素については知っているので、使い方や取り入れ方を知りたい!!」という方はコチラをクリックして飛んでくださいね♪
もくじ
1.フッ素(F)とは?
フッ素とは天然に存在する元素の一つで、ミネラルウォーターやお茶、海産物や野菜、果物などにも含有されています。
フッ素は自然界で単一の元素として存在することができないため、”フッ化物”として別の分子とくっついて存在しています。
人の体において必須な微量元素として、人間の体内では、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄に次いで含有量が多い物質です。
また、骨や歯を作る石灰化には欠かせないものなのです❗
2.フッ素の役割!歯の再石灰化
フッ素には、エナメル質の表面が溶けてなくなってしまったところを修復し、「再石灰化」する働きがあります。
私たちの歯は、口腔内の細菌や食べカスから虫歯菌が糖質を分解し、酸が作り出されると、その酸が歯のエナメル質を溶かすことで初期虫歯になりやすい状態になります😲
私たちの唾液の中には、カルシウムイオンとリン酸イオンが含まれていますが、それらを歯に吸着させるためにフッ素が必要です。
つまり、虫歯予防のためにはフッ素を取り入れることが大切ということです!
では、どうやってフッ素を取り入れるのでしょうか?
これからご紹介させていただきます🙆♀️
3.フッ素の取り入れ方
虫歯予防のためのフッ素は3パターンあります。
①歯医者にてフッ素塗布してもらう
②フッ素洗口液を使う
③フッ素入りの歯磨き粉を使う
「1.フッ素(F)とは?」にてご紹介したように、自然界の中にもフッ素が含まれた食品はたくさんあるのですが(お茶や海産物など)体内への吸収率が悪く、ごく微量しか取り入れることができません😢
そのため、作用させるためには歯医者さんでの定期的なフッ素塗布や、フッ素が配合された製品を使用することで効果を得られやすくなります!
西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科では、定期健診の内容の中に「フッ素塗布」を行っております。
ご希望の方は定期健診をご予約の上、フッ素塗布を希望の旨をお伝えくださいね♪
👇ご予約はコチラから
・電話予約☎0798654182
歯医者でのフッ素塗布にプラスして、さらに日々のケアにも力を入れていただくことで、より虫歯予防にも効果を期待することができます。
「忙しくてなかなか歯医者に通えない!」という方は、日々のケアだけでもフッ素を取り入れていきましょう!
虫歯予防に最適な歯科衛生士オススメの商品はコチラ♪
\おうちでできる!フッ素洗口液・フッ素入り歯磨き粉/
①フッ素入り歯磨き粉の定番!「チェックアップスタンダード」
フッ素1450ppm配合の高濃度!
虫歯予防には定番の歯磨き粉です。
少ない泡立ちで磨きやすく、低刺激なので使いやすさも◎
②スタッフオススメ!フッ素入り歯磨き粉「クリンプロ」
こちらもフッ素1450ppm配合の高濃度です。
この製品には①のチェックアップスタンダードに加えて、歯の再石灰化に欠かせないリンとカルシウムも配合されており、より歯に定着しやすい仕様になっています。
使用後のツルツル感もとても気持ちがいいので、スタッフもおすすめの新商品です!
すっきりマイルドなミント味と、優しい甘さのオレンジ味があります🍊🌿
ミントの強さが苦手な方にもおすすめですよ。
③手軽にできるフッ素洗口液「ビーブランド」
1日1回、食後や寝る前にうがいをするだけでOKなので手軽で続けやすいです!
うがいができるようになったお子様にも、虫歯予防としてオススメですよ🧑👧
④うがいができない小さいお子様向け「チェックアップジェル」
こちらもフッ素配合で、ジェルタイプの歯磨き粉です。
使用後にうがいをしなくても良いタイプなので、うがいがまだできない小さなお子様にオススメの歯磨き粉です👶
ピーチやグレープ、バナナなどのお子様が使いやすい味がそろっているので、ぜひお試しくださいね♪
どちらの商品も、西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科でご用意しておりますので、気になる方はぜひ当院のスタッフまでお声がけくださいね😊
4.フッ素について気になる!Q&A
Q.フッ素は何歳から塗布できるの?
A.歯医者で行うフッ素塗布は、歯が生えていたら何歳でも可能です👍
おうちで取り入れるフッ素洗口は、うがいが上手にできる年齢になってからにしましょうね♪
Q.フッ素さえ塗れば虫歯にならない?
A.残念ながら、絶対に虫歯にならないというわけではありません・・・😢
しかし、虫歯になるリスクは30%ほど下げることができると言われています!
フッ素を塗布することに加えて、普段の歯磨きや食生活に気を付けることが大切です。
また、フッ素塗布は定期的に行うことで効果UPも期待できます!
忘れないように次回予約はすぐにとっておきましょうね!
Q,一度塗ったらどれくらい持つの?
A,実は、歯の石灰化が起こった後、永久にとどまり続けるわけではなく、食事とともに血中に溶け出していってしまうのです・・・。
だからこそ、日々の歯磨きや洗口液、歯医者さんでの定期的なフッ素塗布が有効なのです🍀
Q.フッ素って危険なの??
A.フッ素の過剰摂取は人体に影響があるのでは?という話も見かけることがありますが、使用量を守れば安全にお使いいただけます◎
一度に大量摂取をした場合、急性中毒症状が現れ、吐き気や気分が悪くなることがあったり、長期に大量摂取を続けると、歯のフッ素症という歯に白い斑点のようなものが浮き上がる症状が見られることがあります。
では、大量摂取とはどれくらいの量なのでしょうか?
例えるならば、体重15キロの幼児が、子供用歯磨き粉(フッ素900ppm、30グラム)1本を一気に食べてしまった程度の量です。
通常1回の歯磨きで使用するのはグリンピース大なので、現実的には考えにくい量ですね。
そのため、おうちでフッ素洗口や歯磨き粉を使う場合は、小さなお子様がゴクゴク飲んでしまったり、歯磨き粉を大量につけてしまったりしないよう、保護者の方の管理が必要になります⚠
歯医者で行うフッ素塗布は、プロの歯科衛生士が規定量を守って使用しておりますので、安心してくださいね😉
まとめ
①フッ素は虫歯予防に必須の存在
②歯医者にてフッ素塗布、おうちではフッ素洗口液やフッ素入りの歯磨き粉を使うことで簡単に取り入れることができる
③フッ素は用法容量を守って使うことが大切
④くりかえしフッ素塗布を行うことで効果が上がっていきます!歯医者にてフッ素塗布をしてもらったら、次回予約をお忘れなく!
フッ素は、上手に使えば骨や歯を強化してくれる強い味方です!
虫歯予防のために、定期健診や毎日のケアをしっかり行いたいですね🦷✨
みなさまのお口の健康のために、わたしたちも全力でお手伝いします☺